露草の蘂は露ある方を向き
ゆうべはブログを中途半端のままアップしてからなかなか寝付けなかった。眠ったのがたぶん10時少し前で、目が覚めたら大汗をかき、激しい頭痛がしていた。きょう、胃カメラがあって飲み食い禁止の時間帯だったが、鎮痛剤(EVE)を飲んだ。あまり痛みが酷いときはこちらの市販薬の方が効いてしまう。頭痛は緩和されてきても眠くはならなかった。まるで、慰めるように勘助がやってきて私の胸に腹這いになる。結局2時半頃に寝付いた。5時30分起床。そんなわけで(つまり胃カメラなので)朝食は抜き。6時過ぎから「富士川クラフトパーク」に出掛けた。1時間ほど歩いた。もう日は昇っているから汗がにじんだ。
露草の蘂は露ある方を向き (nabesan)
8時半、家を出る。隣の家の、私たち夫婦の仲人でもあるおばあさんが、美容院まで乗せていけというのでそうした。この21、22日に老人会の旅行があり、何年かぶりで参加する予定なのだという。このおばあさんは、選挙などの時もよく乗せていくがそれこそひっきりなしにしゃべり続けるので閉口する。どこかの家の○○さんにこういったらこういうふうに返事したので、こう言ったら・・・という具合に、○○さんとの会話をそっくり再現するからいくらでもしゃべっていられるのである。

(ちょっとピンぼけですが。受信料は払いましょう)。
9時から検査開始。まず、エコーでお腹のあたりを見る。私にも画面は見えるが白黒だしなんだかよくわからない。「胆嚢に粟粒のようなポリープがあるね」と外科の主治医のK先生。実をいうときょうの検査は美人女医のS先生が内視鏡室を担当する木曜日にやりたかったのだが、K先生がこの前の外来で「胃カメラ、10日ね」と決めてしまって、S先生の日にしてくれとは言いにくかった。次に胃カメラ。100mlくらいの薬(プロナーゼ)を飲み、次に喉の麻酔薬(キシロカインビスカス)を、看護師さんがシリンジで口の奥の方に注入する。5分ほど喉に薬を留めおき、喉の感覚がなくなったというか変になったところで「飲んでもいいですよ」と看護師さんが言い、ベッドに横たわる。胃の働きを止める薬を注射する。これは薬が入るとき少し痛いというか、しみる。あとはK先生が内視鏡を操作して順調に検査が進んだ。去年S先生に検査してもらった時は多少吐き気がしたが今回は全くなく、苦痛があったとすれば注射だけだった。検査が終わった後、隣の点滴室のベッドで30分ほど休み、一度帰宅。11時半、再び病院に行き、ピロリ菌の検査。どうやら息を調べることでピロリ菌の様子がわかるらしく、まず、ウィダーエネルギーインの二倍くらいの袋をふくらます。次に何か錠剤を一粒飲み、ベッドで、左手を下にして5分間横になる。つぎに、待合室で座って15分待つ。もう一度袋をふくらます。かくして、半日がかりの検査は終わり。
午後、やっと食べ物と飲み物にありついた。飲み物については病院内の自動販売機でパックに入った「フルーツオレ」(250ml)というのを買って飲んだ。帰宅して、バターロール3個。ジャガイモを食べた。勘助は自分の部屋で熟睡中だったので、私も横になり少しは眠った。目覚めるとまた汗。目が覚めてから『週刊朝日』6/20号を読む。連載の「昭和からの遺言」は、藤本義一である。最初と最後を引用してみる。
昭和というのは、僕らの世代のどの人にとっても。ある種の混乱がもたらされ、その結果として意思決定を迫られた、そんな時代と違いますかな。
さわやかで健やかで清らかだった生活が、急に戦争の混乱の中に放り込まれて、濁った時代の中で、自分だけの清らかさを必死に探り求めるというような、人格形成の大変換期やったね。僕にとっては――。僕は今上天皇と同じ年だからね。いっぺん話してみたいな。お父様の昭和天皇についてどう思われていたのかね。いや、答えていただかなくてもいいんです。空襲をどれくらい知っているかとか、飢餓という状態を聞き知っていらっしゃるかとか、たとえば僕が体験したきたことを言うたら、どういう反応をされるか、それが知りたいんやね。
とにかく、昭和という時代は我が人生の荒れ地でしたな。といって、現在の平成の時代は、枯れ地としか思えないけどね・・・。
そうだなあ、私や私よりの下の世代は、「荒れ地」を知らない。そして間違いなく「枯れ地」に生きようとしている。その他今週号には「ゆうこりん噂の”破局”恋人のフェラーリは『リース』だった!!」などという記事もある。リースで何が悪いという気もするが、若くて、お金持ちで、ものすごく女性にもてる男へのやっかみともとれる記事。ちなみに、フェラーリのリース代は45万円/月、ホンダオデッセイが7万円/月だそうだ。フェラーリ、座席に座るだけなら450円くらいで大丈夫だろうか。

(雲湧く身延山)。
青空が見えたのは朝のうちだけ。あとは薄曇りで蒸し暑い一日だった。勘助の背中を撫でるのも引っかかる感じがあってサラサラとはいかない。夕方近く、勘助が階下でさかんに鳴いているので行ってみたら、玄関のところにツバメが来ていてそれに攻撃をしかけようとしているのであった。もちろんツバメはガラスの外だから勘助のやる気は空回りである。うちの玄関先にはずっとツバメの巣があったのだが、おととしだったか、巣立った後で巣が壊れ今我が家のツバメはいない。
私の胸の上の勘助。時々前足を伸ばして私のあごを叩いたりする。私と勘助の心が通い合っているのを確認するひとときでもある。
階段で誰が来たか確認する勘助。私か女房以外だと、脱兎のごとく2階に行ってしまう。
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コメント
かま猫さん、コメントありがとうございます。
胃カメラの件。私も逃げ回っていて去年初めてやりましたから、今回が二度目で大きなことは言えませんが、案ずるより産むが易し、という格言の、胃カメラはその代表的なものかも知れません。まあ、リラックスしていればなんてこともありません。前の晩から食べられないのがつらいといえばつらいでしょうか。かま猫さんの胃カメラ顛末記を楽しみにしております。私は、今月中にあと一つ、腸の内視鏡もやらなければなりません。あれはやだなあ。
投稿: nabesan | 2008/06/11 12:01
なべさんおはようございます。
検査いろいろお疲れ様でした。
胃カメラは今年の人間ドックで初デビューなので息をのむ感じで記事を読んでいました。
今まではいまいち勇気がなく毎年バリウムでしたが病院からも毎回勧められるし バリウムは徐々に無くなる傾向にあるからデータにあまり力を入れないんだとか。
胆嚢ポリープはなぜかたま~に出ます。
毎年人間ドック結果でも出たり出なかったりです。
頭痛 大変ですね…
でも勘助くんが痛みを和らげてくれるんですね。いい子いい子。
ツユクサらしいツユクサの画像 またどのフォトも素晴らしい!
投稿: かま猫 | 2008/06/11 06:12