6月5日
きのう私がブログを更新したら夜明け前から雨になって、終日静かに降り続いた。このあたりではアジサイもすでに五分咲きといったところだし、数日前には蛍も見たし、麦も熟れている。午前中は大リーグもなかったのでN響の録画中継をテレビで見ていた。シベリウスなど。かくしてきょうはシベリウスの日となり、透析中もシベリウスとかグリーグとかを聞いていた。北欧の音楽は日本人に合うと思う。北欧の人々にとっても日本の音楽は合うようで、昔赤い鳥が歌った「赤い花白い花」はフィンランドの教科書に載っていると聞いた。
きょうの透析は山あり谷ありだった。体重も少なかったし順調に滑り出したが途中から少し足が痛み出した。幸いひどくはならなかった。私が自分の人生経験から得て皆様に捧げる言葉があるとすれば「痛み出したら痛くなくなるまで待て」というものである。そう、痛むときは、1日でも1週間でも1年でも一生でも痛くなくなるのを待つことだ。これはまるっきり典拠がないわけではなく、F1ドライバの中島悟が昔、自動車雑誌のインタビューに答えて「車が滑り出してコントロールを失ったら自然に止まるまで待つことです」と言っていた。とういうわけで透析はどうにか終わったのだが、針を抜きに来た新米技士のS君が止血に失敗、出血した。ちょうど起きあがろうとしていたところだったので、パジャマの太ももあたりに大きな血の染みが出来た。血液とはすぐ冷たくなるものである。血糊よりもその冷たさの方が不気味だった。まあ、S君がきちんとこの失敗を生かすか、同じことを繰り返すのか見物である。
今は教育テレビの「芸術劇場」で「四季」を聞いている。秋に入ったところだ。イタリアの難しい名前の合奏団。少し肌寒いので薄いセーターを着ている。煙草。透析に行く途中でローソンに寄ったらマイルドセブンのロングが出ていて、ライターもついていたのでそれを買った。私は根元まで吸うタイプではないので、普通のとそんなに違いがなかった。携帯になぜか迷惑メールが来るようになったのでアドレスを変えた。知らせなければならない人は3人しかいなかった。まだ起きているらしい女房が隣の部屋で新聞をめくった。「四季」が終わった。
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